宅建挑戦前に総費用を確認！貴方は先立つお金を回収できるのか？
猫餅
琴葉姉妹で学ぶ宅建士と不動産
副業の定番 宅建講師の魅力
猫餅
宅建士の副業として定番なのは、自身も活用した宅建士講座の講師役です。
かつて自分が何処で苦しんだのか？実経験を活かせるので、単に勤続年数だけで
優劣が決まらないのが特徴です。働き方も多様化しており一度は検討したい副業です。
Contents
結論
自身の学習経験を反映し未経験でも挑戦しやすい仕事である
生徒の前で講義する以外に、バックアップ業務にも求人多数
模試作成や教材作成ならスキマ時間＆完全オンラインでも可能
宅建合格を目指す人に試験対策を教える仕事やな。実際に講義するだけでなく
生徒からの質疑応答や教材作成といったバックアップ業務も多い。
予備校に勤務する場合はアルバイト等の雇用形式が中心。対して
オンライン講座は特定の業務に対する業務委託形式と報酬面で違いがあるで。
人に教えれるだけでも凄いと思うけど、難しいそうとか怖いとか
思わなかった？
大抵の求人は実際に講義するというより、メイン講師の補助であったり
バックアップ業務になってるから割と始めやすいで。
オンライン質疑応答や教材作成は完璧な即答が求められるわけでもないし。
宅建講師はどういった働き方なのか？
不動産業界において必須の国家資格である宅地建物取引士(以下、宅建士) 毎年３０万人近い受験者が
この資格取得を目指しています。実際に不動産業界に就職せずとも、実生活で活用できる知識を
豊富に学べる点が魅力とされていますね。
宅建講師は、そうした受験者をサポートし合格へと導く仕事です。予備校やオンライン講座に留まらず
不動産業界の企業研修や就職支援講座でも出番はあります。また、講義を行う事に留まらず
- メイン講師のサポート
- 生徒からの質疑応答
- 教材の執筆
- 模試の作成、採点
- 個別指導
といった、多くのバックアップ業務もありその数だけ需要のある仕事となっています。
予備校では実際の学校で複数業務にあたり、この場合は雇用契約を結んで時給で働く方式がほとんどです。
一方、オンライン講座の場合は特定の業務に対してのみ業務委託契約で働く事が多くなっています。
雇用形態なら給与収入、業務委託なら事業所得or雑所得になるで。
副業でやる際も、個人事業主さんも、意識しておこうね。
未経験でも採用される！挑戦可能な理由とは？
人に教える仕事ですから、豊富な知識と確かな実務経験が求められそうな印象です。しかし実際は
下記の事情から未経験者にも多くの需要が存在します。
- 宅建資格を持っていればスタートラインに立てる
宅建講師の必須条件は、「宅建士の資格を持っていること」です。
多くの求人で実務経験は必須ではありません(登録実務講習の場合は必須) - 新鮮な受験体験に高い価値がある
合格者の体験談を交えた、受験生に寄り添う回答が求められることも多い業界であり
実務経験よりも合格までの勉強法や難解な項目をかみ砕いて伝える人材が重宝されます。
ベテラン講師とは違う観点は、新たな発見となり講義の質を高める事にも繋がります。 - バックアップ業務なら経験や即答力は不要
近年、オンライン教育の需要が増えており、動画講義やライブ配信を行うスタイルが
普及しています。この際に用いるWebテキストや問題集の作成・編集といった業務や
受験生からの質問に対応する場合即答は必須ではなく、きちんと確認してから回答する
時間があります。
受験勉強の新鮮な記憶があると生徒に寄り添った回答がしやすいんやな。
機械的な法律解釈返されるより、考え方や例えを交えた回答の方が嬉しいし。
確かに、問題集の解説をコピーして送られたらがっかりだもんね。
AIでええやんと思われるけど、AIは基本的に最新の法改定に対応していない。
だから注意してな。
業務内容や求人の種類を確認！
宅建講師には様々な業務内容がある事は確認できました。必然的に募集背景も異なっている為
需要の有無を一括で考えるのではなく、一つずつ確認してみましょう。
講師業務そのもの
需要は乏しいと言わざるを得ません。
未経験の場合、意欲だけで採用するのは相当な理由がない限り厳しく、生講義は勿論事前に収録して
オンライン配信する方式の場合も講師経験や実務経験が重視されています。
その為、主に講師のフォロー役からスタートする事になります。
注意点としては、大多数の人前や一生残るオンライン上で話す事は相当なプレッシャーです。
気楽に始める副業と言えませんが、実力が伴うようになり合格実績もついてくれば、書籍出版に関わる事も
あるでしょう。大きな収益が期待できるため夢のある業務ではあります。
講師業務を支える教材開発および商品設計
常に一定の需要があります。
法律に関しては毎年のように大なり小なり変更があります。その為、1年度に〇〇年版と表記だけ変えて
使いまわす事は不可能です。どこを変更し、何を盛り込むのか？という事を考えて改訂が必要であり、
過去問を選りすぐった問題集も、次の本試験を予想した模試も同じです。
受験生の合格率を上げる為、売上を取る為、企業名と評判を広める為・・・欠かせない業務となります。
業務の特徴としては、テキストも問題集も何を載せないかが強く問われます。10年に一度しか出題されない問題を取り入れる必要はなく、毎年出る論点の問題にしても周辺知識の必要度は選択肢ごとに異なります。どうすれば合格率を上げる教材になるか？それこそ過去問と正答率を数十年分漁る位の覚悟は必要かもしれません。ですが一人で取り組む業務ではなく、複数人で対応する為プレッシャーは少ないでしょう。
受講生の質問に対する回答および添削
こちらも常に一定の需要があります。
今はパソコンを使ってのやり取りが主流ではありますが、受講生には若年者や年配の方もいます。全員が
パソコンを活用できるとは限らない為、添削の郵送対応や受講後も対応役にも需要があります。
特にオンライン回答係は資格学校、オンライン講座共に求人が多く掲載されている為、比較的始めやすいと
言えるでしょう。この際応募先が経験を重視してるか、新鮮な体験を重視してるかは意識しておくと
良いですね。
求人で求める内容は企業によって全く異なる事が多い。
宅建講師 という単語だけでなく内容をきちんと確認しような？
実際に求人はあるのか？
気になるのはやはり実際に求人はあるのか？需要面での不安でしょう。
宅建講師の求人は、以下のような形で募集されています。
- 資格予備校・専門学校
大手資格予備校（TAC、LEC、大原など）では、毎年宅建講師を募集しています。
これらの予備校では対面・オンラインの両方の講義があり、講師未経験向けの
研修制度が整っているのが特徴です。 - オンラインスクール・通信講座
Studying、フォーサイト、ユーキャン等オンライン講座に特化した企業も
増えています。これらの企業では特にオンラインで寄せられた質問への対応業務や
教材作成支援に強い需要が存在します。 - 個人指導・家庭教師的な指導
資格試験の指導を個別に行うニーズも高まっています。サービスを提供する
プラットフォームとしてクラウドワークスやココナラが存在しており、完全に個人で
生徒を募りサービスを提供する事も可能です。
宅建講師の仕事は幅広く、正社員・業務委託・副業などさまざまな形態で求人が存在します。
仕事の内容も1日がかりの大きなものから1時間刻みのレッスン、スキマ時間で可能な質疑応答と幅広い為
小さな仕事から始める事も可能です。
講師業務は時間の拘束性が強いイメージやけど必ずしもそうではないんやで。
日中の限られた時間しか無理という人でも選択肢はちゃんと存在する。
質疑応答って聞くと固い感じだけど、実際お悩み相談室や受験体験を
話してるだけって事もあるよ。
亜種：模試作成・販売
宅建の指導に関わる仕事として、「模試の作成・販売」も挙げられます。これは宅建試験の模試を作成し
宅建講師や受験生向けに提供する業務となります。受験生と直接接する仕事ではない為1人かつ完全在宅で
完結するのが特徴で、主に業務委託形式やクラウドワークス等で行われています。
報酬の形式としては、模試として50問刻みで数回分仕上げる本格的な依頼から1問〇〇円等作業的なものまで
存在します。
この仕事の特徴としては、模試は1回きりでなく何度もこなしたいという受験生の欲求にあります。
欲求の源泉は、やはり宅建士試験に合格したいという考えであり、これを満たす為にも宅建士が作った
模試が望ましいとなります。合格率の低い資格を突破する為に合格に必要な論点は抑えてるはずであり
その論点を落とし込んだ、的中率の高い模試が望まれるのです。
問題の論点は同じでも、問い方を変えれば全く違う問題に見えるんや。
出題者は手を変え品を変えて報酬を得る。受験生は周辺知識を鍛えて対応力を
あげていく。お互いメリットのある話やな。
この模試を作った実績や売上は、本格的に宅建講師を始める際の実績にも
使う事ができそうだね！
最後に
副業として宅建講師は、知識を活かして人をサポートしながら収入を得られる魅力的な仕事です。
自身の新鮮な経験も活かして、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか！
教えるのが好きな人は勿論、裏方業務が好きな人にも選択肢があるから
良い仕事やと思うで！
自分の自由時間に応じて業務内容を選びやすいのも特徴的だね。
