宅建を活かす副業 個人コンサルタントを紹介!
不動産業界で活躍するための国家資格である宅地建物取引士(宅建) しかし、宅建の資格を取ったものの、本業で活かしきれない、または転職せずに副業として活用したいと考える人も多いでしょう。
そこで今回は、宅建資格を活かした「個人コンサルタント」を詳しく解説します。
結論
・100%依頼者の味方で気持ちの良い仕事が可能!
・仕事の幅が広く、自身のやりたい事を中心にできる!
・大きく稼ぐのは難しい反面クラウドサービス上で実績や人脈が広がる!

宅建士を金銭的な損得重視で活用する場合、不動産屋の従業員として働く事をイメージしてしまうし、それは現実としても正しいな。
けど実際は他にも色んな活かし方があるで。今日紹介するのはこれ1本で大きな所得が得られる類ではないけどもスキマ時間にねじ込んで稼いだり、小さく始める副業としてお勧めや、是非見ていってな!
個人コンサルタントとは?
個人コンサルタント自体は、特定の分野に関する知識や経験を活かして、個人や企業に助言を行う
仕事です。
専門的な知識や経験を活かして営利活動を支援するのが狙いです。
宅建を活かす場合、不動産に関する専門知識を基にして個人に対するコンサルタントを行います。
主な場面として、引っ越しや住み替えを必要とする人物に対して
- 物件の選び方
- 不動産取引のポイント
- 賃貸や売買に関する費用の相談
などの際、営業ではなく依頼人の為にアドバイスやサポートを行い、報酬を得る事になります。
実際には、身内や友人の引っ越し相談等で無自覚の内にアドバイスをしている宅建士も多いと思いますが、これもコンサルタントと言えますね。
また、宅建の受験生に対する家庭教師としての需要もあります。
この場合は宅建講師のように不特定多数を相手にするのではなく、契約した依頼人だけの専属講師として
質疑応答やアドバイスを行います。

引っ越し相談が舞い込むのは宅建士あるあるやな。

良い物件を良い条件で契約したいのは、皆同じだからね。
その1 物件選びのアドバイザー
「どの物件を選べばよいかわからない・・・」
「不動産屋が言ってる事を信じていいんだろうか?」
不動産を購入・貸借する際に多くの人が直面する悩みですね。
そこに、宅建士の知識を活かして物件選びのアドバイスをする余地があるのです。
具体的なサービスの内容としては、購入者の希望条件をヒアリングし、適したエリアや物件の種類を
提案する事に始まり、検討がついた時点では内見に同行したり、周辺環境や市場相場のリサーチを
行います。また、契約時の注意点をアドバイスする事も可能です。
物件購入や賃貸に不安を抱える人は多いため、第三者の意見として質の高いサービスといえますね。
注意点として、依頼人が費用を請求された後で請求書や契約書に対して値交渉を行う事は厳禁です。
弁護士法の定める非弁行為に該当する行為で、法的に罰せられます。
依頼者を悪徳不動産会社の不当な請求から守りたい気持ちは立派です、しかし
他人の法律行為や法律相談を報酬を貰って関われるのはこの世で弁護士だけなのです。
また、投資用物件の売買相談にも関わらないことが大切といえます。

後から守ってあげられないのは残念だけど、弁護士が必要な世界ならさすがに仕方のない事だね。
その2 宅建の家庭教師やアドバイザー
宅建の資格取得を目指す人向けに、家庭教師としてアドバイザーの副業をする方法もあります。
ターゲットとなるのは、宅建試験に初めて挑戦する初学者や独学で勉強している受験生です。
「何度テキストを読んでも判らない・・・」
「自分の勉強法、学習ペースは正しいのだろうか・・・」
宅建に合格した方も、一度はこんな不安に苦しんだ事はあるはずです。
こうした負の感情は積みあがると、勉強に挫折したり誤った方法を続けて不合格の引き金となります。
家庭教師は、今まさにこうした苦しみや悩みを抱えてる受験生に寄り添う仕事として必要ですね。
提供できるサービス例は、依頼者が特に苦慮している範囲を、自身の経験も交えて解説する事。
また、過去問の解説や勉強のコツを伝授したり、フィードバックを行う事も大切です。
宅建講師と異なるのは、1対1での指導ができるため、依頼者のレベルや進捗に合わせた対応が可能です。Zoomなどのオンラインツールを活用し、依頼者の望むタイミングで希望するサービスを提供する事が
差別化を図る大きなポイントとなります。
具体的には、勉強法の確認やテキストの解説を時間をかけて行うのは大切ですが、時には受験体験を
交えた雑談が求められる事もあるでしょう。
かつて同じ苦労をした受験生の経験を伝え、共感し、最後まで併走して上げるのが理想的と言えます。

時には誰かと一緒に勉強したりアドバイス貰うのって、勉強を続ける
大きなポイントやで。周りの友人誰もやってなくて勉強が辛い時に
1時間か2時間ほど利用してもらう感じの副業やな。

資格講座だと一括で払った数万円の内の付随サービス。
でも、その機能だけが欲しい人だって世の中いるわけだね。
実は稼げない!?それでもやる価値はある?
宅建を活かした個人コンサルタントは、資格があればすぐに始められる点がメリットです。 しかし
- 知名度が低いうちは集客が難しい
- 競争が激しく、単価を上げづらい
- 性質上、低単価の繰り返しになり手数料が嵩む
- 相談が不定期かつ不規則な時間に行われ、プライベートが曖昧になりやすい
という懸念点が考えられます。
とはいえ、副業として少しずつ実績と経験を積めば、長期的に収益を得ることも可能です。
また、依頼人の利益を追求するビジネスモデルである為、反響による人脈の拡大や不動産業界での
キャリアアップにも繋がっていきます。
「稼ぎづらいからやらない」と決めつけるのはもったいないでしょう。

利益が出るか出ないかで言えば 割と出しやすい。
生活が成立する規模で稼げるかと言われたらかなり難しい。
これがうちの答えやな。

スキマバイト的なお仕事だから仕方ないんだろうけど、ちょっと寂しいね。
最後に
最初から大きなビジネスに挑戦するのも選択肢ですが、実績が出ないまま長期化してしまった場合
副業そのものが嫌になってしまう可能性がありますよね?
小さな成功から始めるという観点で見た場合、個人コンサルタントは立派な選択と言えますよ!

補足しておくと、仕事の性質上そこまでまとまった時間が必要ないのも特徴の一つやな。余暇を活かして細かく稼いでいくことができるで。銀行振込で報酬貰うなんて手間とコストのかかる事しなくても、その場でpaypayで貰って解散なんてのも可能や。

銀行振込って、初めての振込先だと設定や認証がめんどくさいよね・・・